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2013年4月28日日曜日

ハイキング@筑波山

先日の御岩山散策で簡単な山登り装備を購入したので、これを機に登山でも始めてみようかなぁ、などと思い立ち、とにかく行ってみよう!!登ってみよう!!ということで、行って参りました筑波山です( ´ ▽ ` )ノ

と、僕は、『いざ、神社』で書いているように、ちょこちょこと神社に行っていますが、基本的に山にある神社でも出来る限り車で突貫するのが信条のヘタレっぷり炸裂のため、山に登る事など殆どない人間です( ´Д`)y━・~~しかし先日の御岩山でのプチハイキングが楽しくもあり、更になまりきった野生を取り戻したろうと、いっちょがんばろうかなぁなんて…そんな甘くなかろうに^^;

因みに登山で必要な物品というもの、というかそもそも登山のイロハが分かっていない人間なので、取り敢えずトレッキングブーツと25ℓのリュック、薄目のアウタージャケットとアンダーシャツにトレッキングパンツと言う、恐らくは必要最低限のもので行ってみました

そして場所です。いきなり物凄い山に行っても途中でくたばるのがオチなので、先ずは入門ぐらいの山はないかなぁと。そして候補に上がったのが筑波山です。どうやらネットで見る限り、初心者でもそれほど苦労しない様子です。何より前回筑波山神社に参拝した時には気づきませんでしたが、摂社があるのが登山道沿いで参拝出来なかったのが心残りだったんですよね

おし、筑波山決定!こんな感じのノリです

摂社を効率的に回りたい自分は女体山山頂へ向かう『白雲橋コース』を行くのが良いようです

コースも決まったので、あとは出発する日を待つばかりです

そして筑波山登頂の日、到着したのは12時をちょっと回ったところ。本来はもう少し早く到着するつもりでしたが、まあ寝過してこの時間・・・う〜ん、幸先良いねぇ(-。-;

まずは筑波山神社で初登山の無事を祈願します

随神門前ではトラ猫さんが気持ち良さそうに日向ぼっこしてます

そのまま神社左手、ケーブルカー乗り場方面にある登頂口へ

此処から山頂へ向かうのです。石碑には『是より男體山』の文字

初めて真剣に山を登ったろうと、ちょっと興奮気味に鳥居を潜ろうとして、、、

ん、男体山?あれ?女体山は?

そうです、ケーブルカーの駅側にある登頂口は男体山側を登る『御幸ヶ原コース』で、他のルートとの連絡はないんです!!『白雲橋コース』へ向かう時には、神社を向かって右手に行かなくてはならないんです

入り口で軽く自分のノープランさ加減に眩暈さえ憶えながら、3秒後には切り換えて心機一転、山頂に向けて登頂開始です(≧∇≦)

のっけから急勾配が始まります。五分もしない内に脈拍のリズムが半端ない感じです

でも、楽しい(^o^)何か登山をしているという行為がとても楽しく感じられます(^∇^)まぁ、汗を流しながらニヤニヤしている三十男なぞ、周囲には怪しい人に映るかもしれませんが(・Д・)ノ

随分凄い杉の巨木です

こちらは「男女川(みなのがわ)」の源流です

どうやら名水ということで飲用も可能なのだそうで

登山道は続きます。と、ふと源流の上を見上げるとしめ縄の張った岩が見えました

何気無しにそちらへ回ってみると、どうやらお地蔵さんやら、神像が安置されてました

道の途中途中には小さく花々が顔を覗かせます野山のことに疎く、詳しくは知りませんが、どうやら筑波山は麓から山頂に行くにつれ草木の種類などが変わっていき、関東では少ない草木もあったりするとか

御幸ヶ原コースで唯一見つけた境内社はこの一社だけでしたが、名前は書かれていませんでした

そして遂に「御幸ヶ原」に到着!かなり汗だくでヘロヘロでしたが、そのまま座り込みたいのを我慢して男体山山頂へ

1月に来た時には残雪と凍結の道を恐る恐るスニーカーで行きましたが、今回は雪もなく、登山道をトレッキングシューズでスイスイと登っていきます

と、思ったら山頂近くの茂みには雪の名残のようなものが。そう言えばこの日の前々日に低気圧で荒れていたから、4月も下旬ですが、降雪があったんでしょうかね?

男体山山頂です

前回参拝時には見れませんでしたが、眺めは流石に素晴らしかったです

男体山山頂から女体山山頂を見ます

結局ここまででタイムは1時間14分でした。まあ、普通の人並みには登れたんでしょうかね?

御幸ヶ原に戻ってちょっと休憩お腹もかなり減っていたので、たがみ屋さんという休憩所に入り「つくばうどん」を食べました

どうやら筑波山周辺の名物?のようで、「つ」が筑波地鶏のつくね、「く」がきのこや根菜類の黒野菜、「ば」はローズポークのばら肉、というもので、うどん自体にも土浦産のレンコンの粉を入れた、つくば周辺の特産物を使ったメニューのようです味は普通に美味しかったです。けんちんうどんのアレンジメニューといったところでしょうか

腹拵えも済んだ所で、女体山山頂へ

途中にある「ガマ石」という名前で、石川五右衛門が乗りそうなでかいガマだと思っていたら、本当の名前は「雄龍石」で、この場所で「がまの油売り」が考案された事からこの名前が付いているそうです

女体山山頂です

前回参拝時には風も強く、視界も悪すぎましたが、天気がよいとこんなに眺めがいいのかと感心してしまいました。惜しむらくは、薄くガス状に雲が掛かっていたため、遠くまではっきりと見渡せなかったことですかね(>_<)

女体山山頂から男体山山頂を望みます

さてさて、登ったら当然降りなくてはなりません。まだ余裕はありましたが、足に疲労が溜まり始めている感じ、帰りは大丈夫かな(・・?

折角女体山側に来ているので、帰りは本来登りで行くつもりであった「白雲橋コース」から下山していきます

いきなりの急勾配を下って行きます

どうやらこちらのコースは巨石、奇岩が多いようで、如何にもハイキングをしてるぞ、と感じる『御幸ヶ原コース』とは違った楽しみ方ができます

「大仏岩」です

と、少し視線を横に逸らしたら、何と虹が(((o(*゚▽゚*)o)))

これは「ハロ」と言う現象で、太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象だそうです。太陽にかかるのを日暈(ひがさ、にちうん)白虹(はっこう、しろにじ)とも言うそうです。因みに月にもかかるんだとか

太陽の位置が良ければ、大仏岩の周囲にかかっていたのかも?

続いて「屏風岩」と、今回目的の一つである筑波山神社の摂社「安座常神社(あざとこじんじゃ)」です

ご祭神は素戔嗚尊になります

「北斗岩」と摂社「小原木神社」です

ご祭神は月読尊になります

摂社「渡神社(わたりじんじゃ)」です

ご祭神は蛭子命になります

大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿に見える「裏面大黒(りめんだいこく)」です

出舟と入船が並んでいるように見える「出船入船(でふねいりふね)」

10mを超える巨石が寄り添って見える「陰陽石(いんようせき)」

「母の胎内潜り」は昔の修験の行場の一つだそうです

意外と狭い!

「高天原(たかまがはら)」です

高天原の上に鎮座するのが摂社「稲村神社」です

ご祭神は天照大神になります

武蔵坊弁慶が潜るのに七回も後退りをした「弁慶七戻り」

古来は「石門」と呼ばれ、此処から聖と俗を分ける門としての存在だったようです

ここから筑波山神社方面と、つつじヶ丘駐車場方面の分かれ道になります

此方は「聖天神社」です

弁慶七戻りから先の道は木々に囲まれた登山道になります

御幸ヶ原コースに比べると、起伏の少ない感じですね

樹々も立派なものが多いです

積み重なった岩の上には「稲荷神社」です

「白蛇弁天(はくじゃべんてん)」です

この塚には白蛇が住み着いていて、見ると財を成すんだそうです!!まぁ、こんな俗物の前には現れませんね( ̄Д ̄)ノ

白蛇弁天を過ぎると、もう筑波山神社は目前です

そして、此方が本来僕が行くべきスタート地点になるはずだった女体山側の登拝口ですね

筑波山神社到着、じっくり休憩もいれて、4時間22分のハイキング、とても楽しめました(≧∇≦)

因みにパワースポットでもある筑波山登山を終えて、御神籤を引いたら、なな、何と、「大吉」でした( ´ ▽ ` )ノやった〜

 

 

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