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2013年2月25日月曜日

筑波山ー神と仏の御座す山ー

平成二十五年二月九日から三月二十日まで、茨城県水戸市緑町の茨城県立歴史館で行われている特別展、『筑波山ー神と仏の御座す(おわす)山ー」に行ってきました

写真は平成二十五年一月、石岡近辺で撮った筑波山です

今回の特別展は、水戸市内で生活していると、色々な所にポスターが貼られていたのが目に入っていたので、去年から知っていました
筑波山には先月の終わりに、悪天候の中、筑波山神社と男体山・女体山の両本殿に、ジーパン&スニーカーで行くという愚行を犯しておりました
そう言えば、と何気無くHPを見てみると、その日の午後一時半より「筑波山と民間信仰」と言う演題の講演会があると‼

これは行かねばなるまいと、取り敢えずlet's go!

茨城県立歴史館は、日本三名園の一つである「偕楽園」の北側に位置し、旧茨城県立水戸農業学校の敷地内に昭和四十九年に開館しました。敷地内には歴史館の他に、旧水海道小学校本館が移築されていたりと、見所も多い場所かと思います
講演は、定員二百名で、事前に整理券が無いと入れないという盛況ぶり
講師である東京家政学院大学教授にして修験者でもある西海賢二先生の、「講」を中心としたお話は、とても興味深く聞くことが出来ました。途中、法螺貝を吹くなど、とても良い講演でした
強いて言えば、神社の事についてもうちょっと聞きたかったかなぁなどと、贅沢な悩みを感じてみたり(^_^;)

特別展自体も、古代筑波山神社の成立から仏教伝来後の筑波山中禅寺形成の流れ、その後の廃仏毀釈による現在の筑波山神社の成り立ちが、豊富な資料で分り易く示されています

立派な図録も購入してしまいました

合わせて歴史館に併設している一橋徳川家記念室では「雛と人形」と題された展示を行っています。男兄弟ばかりでお雛様に無縁の自分には、とても興味深く見れましたよ( ´ ▽ ` )ノ

期間は限られていますが、とても良い特別展だと思いますので、軽く足を延ばしてはいかがでしょう
か?

茨城県立歴史館のHPへ